SUS02-BP05 実行されるアクティビティに応じてチームメンバーのリソースを最適化する - 持続可能性の柱

SUS02-BP05 実行されるアクティビティに応じてチームメンバーのリソースを最適化する

チームメンバーに提供されるリソースを最適化することで、ニーズをサポートしながら環境の持続可能性への影響を最小限に抑えます。

一般的なアンチパターン:

  • クラウドアプリケーションの全体的な効率性に関して、チームメンバーが使用するデバイスの影響を無視する。

  • チームメンバーが使用するリソースを手動で管理および更新している。

このベストプラクティスを活用するメリット: チームメンバーリソースを最適化すると、クラウド対応アプリケーションの全体的な効率が向上します。

このベストプラクティスを活用しない場合のリスクレベル:

実装のガイダンス

サービスを利用するためにチームメンバーが使用するリソース、その予想ライフサイクル、および経営と持続可能性に対する影響を理解します。これらのリソースを最適化する戦略を策定します。例えば、レンダリングやコンパイルなどの複雑なオペレーションを、使用率が低く高性能な単一ユーザーのシステムで行うのではなく、使用率の高いスケーラブルなインフラストラクチャで行います。

実装手順

  • 省エネ型ワークステーションを使用する: チームメンバーに省エネ型ワークステーションと周辺機器を支給します。これらのデバイスで効率的な電源管理機能 (低電力モードなど) を使用して、エネルギー使用量を削減します。

  • 仮想化を利用する: 仮想デスクトップとアプリケーションストリーミングを使用して、アップグレードの必要性とデバイス要件を軽減します。

  • リモートコラボレーションを奨励する: Amazon Chime および AWS Wickr などのリモートコラボレーションツールを使用するようチームメンバーに奨励して、出張の必要性や出張に関連する炭素排出量を削減します。

  • エネルギー効率が優れたソフトウェアを使用する: 不要な機能やプロセスを削除または無効にして、チームメンバーにエネルギー効率が優れたソフトウェアを支給します。

  • ライフサイクルを管理する: デバイスのライフサイクルにおけるプロセスやシステムの影響を評価し、ビジネス要件を満たしながらデバイスを交換する必要性を最小限にするソリューションを選択します。ワークステーションまたはソフトウェアの定期的なメンテナンスと更新を行って、効率性を維持、改善します。

  • リモートデバイス管理を実施する: デバイスのリモート管理を実装して出張を少なくします。

    • AWS Systems Manager Fleet Manager は、AWS やオンプレミスで実行されているノードをリモートで管理できる、統合ユーザーインターフェイス (UI) エクスペリエンスです。

リソース

関連ドキュメント:

関連動画: