Amazon RDS - AWS 料金体系の仕組み

Amazon RDS

Amazon RDS は、クラウド内でリレーショナルデータベースを簡単に設定、運用、スケールするためのウェブサービスです。Amazon RDS は、コスト効率の高い、サイズ変更可能な容量を提供し、時間のかかる管理タスクを引き受けることで、お客様がアプリケーションやビジネスに集中できるようにします。

Amazon RDS のコスト見積もり

Amazon RDS のコストに影響を及ぼす要因は以下のとおりです。

  • サーバーの実働時間: DB インスタンスを起動してから終了するまでの時間など、リソースが動作している時間に対して料金が発生します。

  • データベースの特性: 選択したデータベースの物理的容量が、課金額に影響します。データベースの特性は、データベースのエンジン、サイズ、メモリクラスに応じて異なります。

  • データベース購入タイプ: オンデマンド DB インスタンスを使用する場合は、DB インスタンスが動作する時間ごとにコンピューティング性能に対して料金を支払います。最低費用の負担義務はありません。リザーブド DB インスタンスの場合は、1 年間または 3 年間の使用を予約した DB インスタンスごとに低額の一括前払いを行うことができます。

  • データベースインスタンスの数: Amazon RDS では、ピーク負荷に対応するために複数の DB インスタンスをプロビジョニングできます。

  • プロビジョンドストレージ: アクティブな DB インスタンス用のプロビジョニングされたデータベースストレージの 100% までのバックアップストレージには追加料金が発生しません。DB インスタンスが終了すると、バックアップストレージには毎月 GB 単位で料金が請求されます。

  • 追加のストレージ: プロビジョンドストレージの容量に加えて、バックアップストレージの容量に対し、毎月 GB 単位で料金が請求されます。

  • 長期保有: 長期保有を有効にしたデータベースインスタンスごとに毎月 vCPU 単位で料金が請求されます。料金は、データベースで使用する RDS インスタンスタイプに応じて異なり、さらにリージョンごとに異なる場合があります。長期保有をオフにすると、7 日間が経過したパフォーマンスデータは削除されます。

  • API リクエスト: API の無料利用枠には、Performance Insights ダッシュボードからのすべてのコールと、Performance Insights ダッシュボード外からの 100 万件のコールが含まれます。Performance Insights の無料利用枠を超えた API リクエストは 1,000 件のリクエストごとに 0.01 USD が課金されます。

  • デプロイタイプ: DB インスタンスは単一のアベイラビリティーゾーン (スタンドアロンのデータセンターに類似) または複数のアベイラビリティーゾーン (可用性と耐久性を強化するセカンダリデータセンターに類似) にデプロイできます。ストレージおよび I/O の料金は、デプロイ先のアベイラビリティーゾーンの数に応じて異なります。

  • データ転送: インバウンドデータ転送は無料です。アウトバウンドデータ転送のコストは階層化されています。

アプリケーションのニーズに応じて、Amazon RDS データベースのリザーブドインスタンスを購入することで Amazon RDS データベースインスタンスのコストを最適化できます。リザーブドインスタンスを購入するには、予約するインスタンスごとに低額の一括払いを行います。購入したインスタンスの時間単位の利用料金が大幅に割引されます。

詳細については、「Amazon RDS の料金」を参照してください。