チュートリアル: キー値を含む関数を作成する
このチュートリアルでは、CloudFront Function にキー値を含める方法を説明します。キー値はキーと値のペアの一部です。関数コードには (キーと値のペアの) 名前を含めます。関数を実行すると、CloudFront は名前を値に置き換えます。
キーと値のペアはキー値ストアに保存される変数です。関数で (ハードコードされた値の代わりに) キーを使用すると、関数の柔軟性が高まります。キーの値は、コードの変更をデプロイしなくても変更できます。キーと値のペアによって関数のサイズを小さくすることもできます。詳細については、「Amazon CloudFront KeyValueStore」を参照してください。
前提条件
CloudFront Functions の関数とキー値ストアを初めて使用する場合は、「チュートリアル: CloudFront Functions でシンプルな関数を作成する」のチュートリアルに従うことをお勧めします。
そのチュートリアルを完了したら、このチュートリアルに従って、作成した関数を拡張できます。このチュートリアルでは、最初にキー値ストアを作成することをお勧めします。
キー値ストアを作成する
まず、関数で使用するキー値ストアを作成します。
キー値ストアを作成するには
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関数に含めるキーと値のペアを計画します。キーの名前を書き留めます。1 つの関数で使用するキーと値のペアは、すべてが 1 つのキー値ストア内に存在する必要があります。
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作業の順序を決めます。次の 2 通りの方法があります。
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キー値ストアを作成してキーと値のペアを追加します。次に、関数を作成 (または変更) し、キー名を組み込みます。
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または、関数を作成 (または変更) し、使用したいキー名を組み込みます。次にキー値ストアを作成し、キーと値のペアを追加します。
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AWS Management Consoleにサインインし、https://console.aws.amazon.com/cloudfront/v4/home
で CloudFront コンソールを開きます。 -
ナビゲーションペインで、[関数]、[KeyValueStores] タブの順に選択します。
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[KeyValueStore を作成] を選択し、以下のフィールドに入力します。
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ストアの名前と、オプションの説明を入力します。
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[S3 URI] は空白のままにします。このチュートリアルでは、キーと値のペアを手動で入力します。
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[Create] (作成) を選択します。新しいキー値ストアの詳細ページが表示されます。このページには、現在空欄の [キーと値のペア] セクションがあります。
キー値ストアにキーと値のペアを追加する
次に、先ほど作成したキー値ストアにキーと値のペアのリストを手動で追加します。
キー値ストアにキーと値のペアを追加するには
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[キーと値のペア] セクションで、[キーと値のペアを追加] を選択します。
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[ペアを追加] を選択し、キーと値を入力します。チェックマークをオンにして変更を確認します。さらに追加するには、このステップを繰り返します。
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完了したら、[変更を保存] を選択してキー値ストアにキーと値のペアを保存します。確認ダイアログボックスで、[完了] を選択します。
これで、キーと値のペアのグループがキー値ストアに含まれました。
キー値ストアを関数に関連付ける
これで、キー値ストアが作成されました。また、キー値ストアのキー名を含む関数を作成または変更しました。これでキー値ストアと関数を関連付けることができます。その関連付けは関数内から作成します。
キー値ストアを関数に関連付けるには
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ナビゲーションペインで、[関数] を選択します。デフォルトでは、[関数] タブが一番上に表示されます。
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関数名を選択し、[関連付けられている KeyValueStore] セクションで、[既存の KeyValueStore を関連付ける] を選択します。
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キー値ストアを選択し、[KeyValueStore を関連付ける] を選択します。
注記
各関数に関連付けることができるキー値ストアは 1 つだけです。
関数コードをテストして発行する
キー値ストアを関数に関連付けると、関数コードをテストして発行できます。以下を行う場合を含め、関数コードを変更するたびに必ずテストする必要があります。
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キー値ストアを関数に関連付ける
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関数およびキー値ストアを変更して、新しいキーと値のペアを含めます。
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キーと値のペアの値を変更する