移行フェーズには、次のステップがあります。
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Migration Hub に移行ツールを接続する。
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接続された移行ツールを使用して移行する。
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サーバーをアプリケーションとしてグループ化する。
トピック
移行ステップ 1: Migration Hub に移行ツールを接続する
検出を実行せずに移行する のステップ 3 からここに移動した場合は、次のステップで、移行ツールを認証して移行を開始する方法を説明します。
移行は、AWS 移行ツールまたは統合パートナーの移行ツールを使用して Migration Hub 外部で行われます。これらのツールは、Migration Hub の [Migrate (移行)] セクションの [Tools (ツール)] ページから選択します。
次の表は、サポートされているツールの一覧です。
リソースタイプ | 移行ツール名 |
---|---|
サーバー |
AWS Server Migration Service CloudEndure 移行 ATADATA ATAmotion RiverMeadow 移行 SaaS |
データベース |
AWS Database Migration Service |
前述のツールは Migration Hub と直接通信して、移行された進行状況とステータスの集約ビューを提供し、Migration Hub を通じて追跡できるようにします。
次のステップでは、選択した移行ツールの接続(承認)について説明します。
移行ツールを接続(承認)するには
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ナビゲーションペインの [Migrate (移行)] で、[Tools (ツール)] を選択します。
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アプリケーションを移行する AWS 移行ツールまたは統合パートナーのツールを決定します。
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ボックスで [Connect (接続)] を選択して、Migration Hub と通信するために選択した移行ツールを認証します。
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AWS 移行ツールは、[Connect (接続)] を選択すると必要なアクセス許可ロールを自動的に追加するワンクリック認証プロセスを利用します。
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統合パートナーのツールを使用すると、[Connect (接続)] を選択する際に、そのパートナーのウェブサイトに移動して、認証を完了する方法が指示されます。
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注記
API を使用している場合や、Migration Hub のコンソールから認証したくない場合は、「新しいユーザー IAM セットアップ」で手動によるロール作成について学ぶことができます。
移行ステップ 2: 接続された移行ツールを使用して移行する
次のステップでは、以前に定義したアプリケーションを移行する手順について説明します。
アプリケーションを移行するには
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ナビゲーションペインの [Migrate (移行)] で、[Tools (ツール)] を選択します。
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AWS 移行ツールを接続(許可)した場合は、コンソールのリンクを選択します。統合パートナーのツールを接続(承認)した場合は、ウェブサイトのリンクを選択します。
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ツールのコンソールまたはウェブサイトにリンクしている場合は、Migration Hub の外部で移行が行われるため、選択した移行ツールの移行手順に従ってください。
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アプリケーションの移行が開始されたら、Migration Hub に戻ります。
移行ステップ 3: サーバーをアプリケーションとしてグループ化する
これらのステップでは、最初に検出を実行せずに移行ツールで直接移行する場合に、サーバーをアプリケーションとしてグループ化する手順について説明します。
移行ツールが起動すると、移行ツールから送信された移行更新の Migration Hub に一覧表示されているサーバーが表示されます。サーバーを選択し、アプリケーションとしてグループ化できます。移行ツールから Migration Hub に送信されるサーバー情報は、検出ツールから収集される情報ほど詳細にはならないことに注意してください。
次のステップでは、アプリケーション用にグループ化する 1 つまたは複数のサーバーを選択する方法、アプリケーションを作成して名前を付ける方法、識別タグを追加する方法について説明します。
サーバーを新規または既存のアプリケーションにグループ化するには
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ナビゲーションペインで、[Servers (サーバー)] を選択します。
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サーバーリストで、新規または既存のアプリケーションにグループ化する各サーバーのチェックボックスを選択します。
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また、サーバーリストのヘッダーで指定されている条件のいずれかを検索およびフィルタリングすることもできます。検索バー内をクリックしてドロップダウンから項目を選択し、次のドロップダウンから演算子を選択して、条件を入力します。
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オプションで、選択したサーバーごとに、[Add tag (タグの追加)] を選択して説明タグを追加できます。ダイアログボックスが表示され、[Key (キー)] の値を入力し、必要に応じて [Value (値)] に値を入力できます。
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[Group as application (アプリケーションとしてグループ化する)] を選択してアプリケーションを作成します。または、既存のアプリケーションに追加します。
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[Group as application (アプリケーションとしてグループ化する)] ダイアログボックスで、[Group as a new application (新規アプリケーションとしてグループ化する)] または [Add to an existing application (既存のアプリケーションに追加する)] を選択します。
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[Group as a new application (新規アプリケーションとしてグルーかする)] を選択した場合は、[Application name (アプリケーション名)] に名前を入力します。必要に応じて、[Application description (アプリケーションの説明)] に説明を入力できます。
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[Add to an existing application (既存のアプリケーションに追加)] を選択した場合は、リストボックスのアプリケーション名の横にあるラジオボタンを選択します。
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[Save] を選択します。緑色の確認メッセージが画面の上部に表示されます。