コンソールを使用する
グラフィカルユーザーインターフェイス (GUI) で必要なコーディングを最小限にする場合は、コンソールを使用します。X-Ray を初めて使用するユーザーは、構築済みの視覚化を使用すると、基本的なタスクをすばやく開始できます。コンソールから以下の内容を直接実行できます。
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X-Ray を有効にします。
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アプリケーションのパフォーマンス概要を表示します。
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アプリケーションのヘルスステータスを確認します。
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ハイレベルのエラーを特定します。
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基本的トレースの概要を表示します。
https://console.aws.amazon.com/cloudwatch/
Amazon CloudWatch コンソールを使用する
CloudWatch コンソールには、X-Ray コンソールから再設計された、使いやすい新規 X-Ray 機能が含まれています。CloudWatch コンソールを使用する場合は、X-Ray トレースデータと共に、CloudWatch ログとメトリクスを表示できます。CloudWatch コンソールを使用して以下が含まれるデータを表示および分析します。
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X-Ray トレース - アプリケーションがリクエストを処理する際、アプリケーションに関連付けられたトレースを表示、分析、フィルタリングします。これらのトレースを使用して、高レイテンシーの検出、エラーのデバッグ、アプリケーションワークフローの最適化を実行します。トレースマップとサービスマップを表示して、ご使用のアプリケーションワークフローの視覚的表現を確認します。
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ログ - ご使用のアプリケーションが生成するログを表示、分析、フィルタリングします。ログを使用してエラーをトラブルシューティングし、特定のログ値に基づくモニタリングを設定します。
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メトリクス - ご使用のリソースが出力するメトリクスを使用、または独自のメトリクスを作成して、アプリケーションのパフォーマンスを測定およびモニタリングします。これらのメトリクスをグラフとチャートで表示します。
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ネットワークとインフラストラクチャのモニタリング - 主要なネットワークの機能停止、正常性のモニタリング、およびコンテナ化されたアプリケーション、他の AWS サービス、クライアントを含むインフラストラクチャの正常性とパフォーマンスのモニタリングを実行します。
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次の X-Ray コンソールを使用するセクションに記載されている X-Ray コンソールのすべての機能。
CloudWatch コンソールの詳細については、「CloudWatch の開始方法」を参照してください。
https://console.aws.amazon.com/cloudwatch/
X-Ray コンソールを使用する
X-Ray コンソールはアプリケーションリクエストの分散トレースを提供しています。より単純なコンソールエクスペリエンスにする場合、またはアプリケーションコードを更新しない場合は、X-Ray コンソールを使用します。AWS は X-Ray コンソールの開発を中止しました。X-Ray コンソールには計測されたアプリケーションのための以下の機能が含まれています。
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Insights - アプリケーションのパフォーマンスの異常を自動的に検出して根本的な原因を見つけます。Insights は、[Insights] の CloudWatch コンソールに含まれています。詳細については、X-Ray コンソールを使用する の「X-Ray Insights を使用する」を参照してください。
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サービスマップ - アプリケーションのグラフィカル構造、およびクライアント、リソース、サービス、依存関係との接続を表示します。
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トレース - アプリケーションがリクエスト処理の際に生成するトレースの概要を参照します。トレースデータを使用して、HTTP レスポンスや応答時間などの、基本的なメトリクスに対するアプリケーションのパフォーマンスを把握します。
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分析 - 応答時間の分散のグラフを使用して、トレースデータを解釈、調査、分析します。
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設定 - カスタマイズしたトレースを作成して次のデフォルト設定を変更します。
https://console.aws.amazon.com/xray/home
X-Ray コンソールを使用する
X-Ray コンソールを使用して、アプリケーションが処理するリクエストのサービスと関連するトレースのマップを表示し、トレースが X-Ray に送信される方法に影響するグループとサンプリングルールを設定します。
注記
X-Ray Service マップと CloudWatch ServiceLens マップは、Amazon CloudWatch コンソール内の X-Ray トレースマップに統合済みです。CloudWatch コンソール
CloudWatch には、アプリケーションサービス、クライアント、Synthetics Canary、サービスの依存関係を検出してモニタリングできる Application Signals が含まれるようになりました。Application Signals を使用すると、サービスのリストやビジュアルマップを確認したり、サービスレベル目標 (SLO) に基づくヘルスメトリクスを表示したり、ドリルダウンして相関関係のある X-Ray トレースを確認したりして、より詳細なトラブルシューティングを行うことができます。
X-Ray コンソールの主要ページはトレースマップで、アプリケーションによって生成されたトレースデータから X-Ray が生成した JSON サービスグラフがビジュアルで表現されます。マップは、リクエストを処理するアカウント内の各アプリケーションのサービスノード、リクエストの送信元を示すアップストリームクライアントノード、リクエストの処理中にアプリケーションが使用するウェブサービスとリソースを示すダウンストリームサービスノードで構成されます。他にも、トレースとトレースの詳細を表示したり、グループやサンプリングルールを設定したりするためのページがあります。
X-Ray のコンソールエクスペリエンスを表示し、以下のセクションの CloudWatch コンソールと比較します。