ビルド時に実行したテストの詳細を含むレポートを CodeBuild で作成できます。単体テスト、設定テスト、機能テストなどのテストを作成できます。
以下のテストレポートファイル形式がサポートされています。
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Cucumber JSON (.json)
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JUnit XML (.xml)
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NUnit XML (.xml)
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NUnit3 XML (.xml)
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TestNG XML (.xml)
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Visual Studio TRX (.trx)
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Visual Studio TRX XML (.xml)
注記
cucumber-js
のサポートされている最新バージョンは 7.3.2 です。
Surefire JUnit plugin、TestNG、Cucumber などのいずれかの形式でレポートファイルを作成できる任意のテストフレームワークを使用して、テストケースを作成します。
テストレポートを作成するには、ビルドプロジェクトの buildspec ファイルにテストケースに関する情報を含むレポートグループ名を追加します。ビルドプロジェクトを実行すると、テストケースが実行され、テストレポートが作成されます。テストケースを実行するたびに、レポートグループに新しいテストレポートが作成されます。テストを実行する前にレポートグループを作成する必要はありません。レポートグループ名を指定すると、CodeBuildはレポートの実行時にレポートグループを作成します。既に存在するレポートグループを使用する場合は、buildspec ファイルでその ARN を指定します。
テストレポートを使用すると、ビルドの実行中に問題をトラブルシューティングできます。ビルドプロジェクトの複数のビルドから多数のテストレポートがある場合、テストレポートを使用してトレンドやテストと失敗率を表示し、ビルドを最適化できます。
レポートは、作成から 30 日後に有効期限が切れます。期限切れのテストレポートは表示できません。30 日以上テストレポートを保持する場合は、テスト結果の生データファイルをAmazon S3 バケットにエクスポートできます。エクスポートされたテストファイルは期限切れになりません。S3 バケットに関する情報は、レポートグループを作成するときに指定します。
注記
プロジェクトで指定した CodeBuild サービスロールは、S3 バケットにアップロードするアクセス許可に使用されます。