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Amazon Connect のフローブロック: プロンプトの再生
このトピックでは、音声プロンプト、テキスト読み上げメッセージ、または顧客やエージェントへのチャット応答を再生するためのフローブロックを定義します。
説明
このブロックを使用して、音声プロンプトやテキスト読み上げメッセージの再生、またはチャットレスポンスの送信を行います。
お客様 (発信者またはチャットを利用しているお客様) とエージェントに対してプロンプトを再生できます。
通話の場合は、次のオプションがあります。
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録音済みのプロンプトを使用する: Amazon Connect には、あらかじめオプションが用意されたライブラリがあります。
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独自のプロンプトを録音する。次のオプションがあります。
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Amazon Connect ライブラリを使用する。 Amazon Connect 管理ウェブサイトから直接録音をアップロードします。
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Amazon S3 を使用する。プロンプトを S3 に保存しておき、通話中に動的にアクセスします。
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テキスト読み上げ。音声として読み上げるプレーンテキストまたは SSML (音声合成マークアップ言語) を入力します。
チャットの場合は、次のオプションがあります。
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テキストプロンプトのみ。お客様とエージェントの両方にプレーンテキストメッセージを送信します。録音済みのプロンプトなどの音声オプションは、チャットでは使用できません。
このブロックのユースケース
このフローブロックは、以下のシナリオでの使用を想定して設計されています。
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お客様へのあいさつを再生する。例えば、「カスタマーサービスラインをご利用くださり、ありがとうございます」など。
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データベースから取得した情報をお客様やエージェントに提示する。例えば、「アカウントの残高は $123.45 です」など。
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お客様がキューに入っている間や保留中に、事前に録音した音声を再生する。
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自分の声で録音しておいた音声を S3 バケットから再生する。
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着信フローでは、音声メッセージまたはテキストメッセージを顧客とエージェントに同時に再生します。
プロンプトの要件
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サポートされている形式: Amazon Connect は、プロンプトに使用する .wav ファイルをサポートしています。8 KHz の .wav ファイルと U-Law エンコーディングのモノチャネルオーディオを使用する必要があります。そうしないと、プロンプトが正しく再生されません。公開されているサードパーティーツールを使用して、.wav ファイルを U-Law エンコーディングに変換できます。ファイルを変換した後、Amazon Connect にアップロードします。
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サイズ: Amazon Connect は、50 MB 未満かつ 5 分未満のプロンプトをサポートします。
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S3 バケットにプロンプトを保存する場合: アフリカ (ケープタウン) など、デフォルトで無効になっている AWS リージョン (オプトインリージョンとも呼ばれます) の場合、バケットは同じリージョンに存在する必要があります。
コンタクトのタイプ
コンタクトのタイプ | サポート対象? |
---|---|
音声 |
はい |
Chat |
はい チャットのコンタクトがこのブロックにルーティングされているが、ブロックが通話用に設定されている場合、そのコンタクトは [エラー] ブランチにルーティングされます。 |
タスク |
はい タスク問い合わせがこのブロックにルーティングされているが、 ブロックが呼び出し用に設定されている場合、問い合わせはエラーブランチにルーティングされます。 |
E メール |
いいえ - Success ブランチを取得しますが、効果はありません |
エージェントまたは顧客のないコールバック問い合わせがこのブロックにルーティングされると、問い合わせはエラーブランチにルーティングされます。
フロータイプ
このブロックは、次のフロータイプで使用できます。
フロータイプ | サポート対象? |
---|---|
着信フロー |
はい |
顧客キューフロー |
はい。Amazon Connect ライブラリからプロンプトを再生できますが、Amazon S3 に保存されているプロンプトは再生できません。 |
顧客保留フロー |
いいえ。代わりに [プロンプトのループ] フローブロックを使用してください。 |
顧客ウィスパーフロー |
はい。Amazon Connect ライブラリからプロンプトを再生できますが、Amazon S3 に保存されているプロンプトは再生できません。 |
アウトバウンドウィスパーフロー |
はい。Amazon Connect ライブラリからプロンプトを再生できますが、Amazon S3 に保存されているプロンプトは再生できません。 |
エージェント保留フロー |
いいえ。代わりに [プロンプトのループ] フローブロックを使用してください。 |
エージェントウィスパーフロー |
はい。Amazon Connect ライブラリからプロンプトを再生できますが、Amazon S3 に保存されているプロンプトは再生できません。 |
エージェントへの転送フロー |
はい |
キューへの転送フロー |
はい |
このブロックの設定方法
再生プロンプトブロックを設定するには、 Amazon Connect 管理者ウェブサイトを使用するか、Amazon Connect フロー言語で MessageParticipant アクションを使用します。
設定セクション
Amazon Connect のプロンプトライブラリに保存されているプロンプト
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フローデザイナーで、[プロンプトの再生] ブロックの設定ペインを開きます。
-
[プロンプトライブラリ (音声) から選択] を選択します。
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Amazon Connect に含まれている事前記録されたプロンプトのいずれかを選択するか、 Amazon Connect 管理者ウェブサイトを使用して独自のプロンプトを記録およびアップロードします。プロンプトを一括アップロードする方法はありません。
次の画像は、プロンプトライブラリからの音声プロンプトを再生するように設定された [プロンプトの再生] ブロックの [プロパティ] ページを示しています。
次のコード例は、上記と同じ設定が、Flow 言語の MessageParticipant アクションではどのように表現されるかを示しています。
{
"Identifier": "12345678-1234-1234-1234-123456789012",
"Type": "MessageParticipant",
"Parameters": {
"PromptId": "arn:aws:connect:us-west-2:1111111111:instance/aaaaaaa-bbbb-cccc-dddd-eeeeeeeeeeee/prompt/abcdef-abcd-abcd-abcd-abcdefghijkl"
},
"Transitions": {
"NextAction": "a625f619-81b0-46c3-a855-89151600bdb1",
"Errors": [
{
"NextAction": "a625f619-81b0-46c3-a855-89151600bdb1",
"ErrorType": "NoMatchingError"
}
]
}
}
Amazon S3 に保存されているプロンプト
S3 バケットに必要な数だけプロンプトを保存しておき、バケットパスを指定して、それらを参照します。最高のパフォーマンスを得るには、Amazon Connect インスタンスと同じ AWS リージョンに S3 バケットを作成することをお勧めします。
S3 バケットにある音声ファイルを指定するには
-
フローデザイナーで、[プロンプトの再生] ブロックの設定ペインを開きます。
-
[S3 バケットから音声ファイルを指定] を選択します。
-
[手動で設定] を選択し、S3 にある音声プロンプトを指す S3 ファイルパスを指定します。例えば、
https://u1.s3.amazonaws.com/en.lob1/welcome.wav
と指定します。次の画像は、S3 ファイルパスを手動で設定するように設定された [プロンプトの再生] ブロックの [プロパティ] ページを示しています。
次のコード例は、上記と同じ設定が、Flow 言語の MessageParticipant アクションではどのように表現されるかを示しています。
{ "Identifier": "UniqueIdentifier", "Type": "MessageParticipant", "Parameters": { "Media": { "Uri": "https://u1.s3.amazonaws.com/en.lob1/welcome.wav", "SourceType": "S3", "MediaType": "Audio" } }, "Transitions": { "NextAction": "Next action identifier on success", "Errors": [ { "NextAction": "Next action identifier on failure", "ErrorType": "NoMatchingError" } ] } }
属性を使用して S3 バケットにある音声ファイルのパスを指定するには
-
属性を使用して S3 バケットパスを指定できます (下図を参照)。
—または—
-
次の例に示すように、S3 パスに連結を指定することができます。これにより、例えば、基幹業務や言語別にプロンプトをパーソナライズできます。例:
https://example.s3.amazon.aws.com/$['Attributes']['Language']/$['Attributes']['LOB']/1.wav
次のコード例は、上記と同じ設定が、Flow 言語の MessageParticipant アクションではどのように表現されるかを示しています。
{ "Identifier": "UniqueIdentifier", "Type": "MessageParticipant", "Parameters": { "Media": { "Uri": "https://u1.s3.amazonaws.com/$['Attributes']['Language']/$['Attributes']['LOB']/1.wav", "SourceType": "S3", "MediaType": "Audio" } }, "Transitions": { "NextAction": "Next action identifier on success", "Errors": [ { "NextAction": "Next action identifier on failure", "ErrorType": "NoMatchingError" } ] } }
ユーザー定義のコンタクト属性を使用して S3 パスを動的に指定するには
-
次の図は、S3filepath という名前のユーザー定義の属性を示しています。
次のコード例は、上記と同じ設定が、Flow 言語の MessageParticipant アクションではどのように表現されるかを示しています。
{
"Parameters": {
"Media": {
"Uri": "$.Attributes.MyFile",
"SourceType": "S3",
"MediaType": "Audio"
}
},
"Identifier": "9ab5c4ee-7da8-44b3-b6c9-07f24e1846dc",
"Type": "MessageParticipant",
"Transitions": {
"NextAction": "a625f619-81b0-46c3-a855-89151600bdb1",
"Errors": [
{
"NextAction": "a625f619-81b0-46c3-a855-89151600bdb1",
"ErrorType": "NoMatchingError"
}
]
}
}
次の図は、S3 パスを動的に設定した場合の、このブロックの表示例です。S3 パスが表示されていて、[成功] と [エラー] の 2 つのブランチがあります。
![S3 パス用に設定された [プロンプトの再生] ブロック。](images/play-prompt-configured2.png)
テキスト読み上げまたはチャットテキスト
プレーンテキストまたは SSML でプロンプトを入力できます。これらのテキストベースのプロンプトは、Amazon Polly を使用してお客様に音声プロンプトとして再生されます。
例えば、次の図の [プロンプトの再生] ブロックは、「Thank you for calling」というメッセージをお客様に再生するように設定されています。

次のコード例は、上記と同じ設定が、Flow 言語の MessageParticipant アクションではどのように表現されるかを示しています。
{
"Parameters": {
"Text": "<speak>Thank you for calling</speak>"
},
"Identifier": "9ab5c4ee-7da8-44b3-b6c9-07f24e1846dc",
"Type": "MessageParticipant",
"Transitions": {
"NextAction": "a625f619-81b0-46c3-a855-89151600bdb1",
"Errors": [
{
"NextAction": "a625f619-81b0-46c3-a855-89151600bdb1",
"ErrorType": "NoMatchingError"
}
]
}
}
SSML 拡張された入力テキストを使用すると、Amazon Connect を使用して入力したテキストから音声を生成する方法を詳細に制御できます。発音、音量、ピッチ、話す速度など、音声のさまざまな要素をカスタマイズして制御できます。
Amazon Connect で使用できる SSML タグのリストについては、「Amazon Connect でサポートされている SSML タグ」を参照してください。
詳細については、「Amazon Polly でフローブロックのプロンプトにテキスト読み上げを追加する」を参照してください。
次の図は、テキスト読み上げ用に設定された [プロンプトの再生] ブロックの表示例です。再生されるテキストと、[成功] と [エラー] の 2 つのブランチがあることを示しています。
![テキスト読み上げように設定された [プロンプトの再生] ブロック。](images/play-prompt-configured.png)
フローブロックのブランチ
このブロックは、次の出力ブランチをサポートしています。
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成功: 指定した音声メッセージまたはテキストメッセージが正常に再生されたことを示します。
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エラー: 指定した音声メッセージまたはテキストメッセージを再生できなかったことを示します。
-
OK: 一部の既存のフローには、[エラー] ブランチがないバージョンの [プロンプトの再生] ブロックがあります。この場合は、実行時に常に [Okay] (オーケー) ブランチが取得されます。[エラー] ブランチを持っていない [プロンプトの再生] ブロックの設定を更新すると、[エラー] ブランチはエディタでブロックに自動的に追加されます。
追加の設定のヒント
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コンタクト属性を使用してダイナミックプロンプトを設定する方法のステップバイステップの手順については、「Amazon Connect で再生するプロンプトを動的に選択する」を参照してください。
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S3 バケットからプロンプトを再生する場合、最高のパフォーマンスを得るには、Amazon Connect インスタンスと同じ AWS リージョンにバケットを作成することをお勧めします。
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テキスト読み上げまたはチャットにテキストを使用する場合は、最大 3,000 の課金対象文字 (合計 6,000 文字) を使用できます。問い合わせ属性を使用して、フロー内のテキストを指定することもできます。
このブロックで生成されるデータ
このブロックではデータは生成されません。
エラーシナリオ
コンタクトは、次の状況で [エラー] ブランチへルーティングされます。
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エージェントまたは顧客のないコールバック問い合わせがこのブロックにルーティングされると、問い合わせはエラーブランチにルーティングされます。
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Amazon Connect が S3 からプロンプトをダウンロードできません。これは、ファイルパスが正しくないか、S3 バケットポリシーが正しく設定されておらず、Amazon Connect がアクセスできないことが原因である可能性があります。ポリシーを適用する方法と使用できるテンプレートについては、「Amazon Connect で S3 バケットから再生するプロンプトを設定する」を参照してください。
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オーディオファイル形式が正しくありません。.wav ファイルのみがサポートされています。
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オーディオファイルが 50 MB より大きいか 5 分を超えています。
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SSML が正しくありません。
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テキスト読み上げの長さが 6,000 文字を超えています。
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プロンプトの Amazon リソースネーム (ARN) が正しくありません。
サンプルフロー
すべてのサンプルフローでは、[Play prompt (プロンプトの再生)] ブロックが使用されます。「Amazon Connect に含まれる最初のコンタクトエクスペリエンスの着信フローのサンプル」を参照して、チャットと音声用の [Play prompt (プロンプトの再生)] を確認します。
その他のリソース
プロンプトの詳細については、以下のトピックを参照してください。
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Amazon Connect API リファレンスガイドのプロンプトアクション。