マネージドフリートのコンピューティングリソースを選択する
ゲームサーバーをクラウドにデプロイし、ゲームセッションをホストするために、Amazon GameLift はインスタンスと呼ばれる Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) リソースを使用するマネージドフリートを提供します。以下のトピックでは、マネージドホスティングソリューションに使用する EC2 インスタンスのタイプと、ゲームサーバーソフトウェアを実行するための設定方法を決定するのに役立つ情報を提供しています。
注記
ご自身で所有するホスティングリソース (オンプレミスハードウェアまたはその他のクラウドベースのホスティング) を使用する場合は、Amazon GameLift Anywhere を使用したハイブリッドホスティングのオプションを検討してください。「Amazon GameLift でホスティングフリートをセットアップする」を参照してください。
フリートのロケーション
ゲームサーバーをデプロイする予定の地理的な場所を検討してください。使用可能なインスタンスタイプは、AWS リージョン とローカルゾーンによって異なります。
複数のロケーションで使用しているフリートの場合、インスタンスの可用性とクォータに関する情報は、フリートのホームリージョンと選択したリモートロケーションの組み合わせによって異なります。フリートのロケーションの詳細については、「Amazon GameLift のサービスロケーション」を参照してください。
Amazon GameLift Anywhere フリートでは、物理ハードウェアのロケーションを決定します。カスタムロケーションの詳細については、「Amazon GameLift Anywhere のロケーション」を参照してください。
オンデマンドインスタンスとスポットインスタンスの比較
Amazon EC2 オンデマンドインスタンスとスポットインスタンスは同じハードウェアとパフォーマンスを提供しますが、可用性とコストは異なります。
オンデマンドインスタンス
オンデマンドインスタンスは必要なときに取得し、必要な期間維持しておくことができます。オンデマンドインスタンスのコストは固定であり、使用時間に応じて支払いが発生します。長期契約はありません。
スポットインスタンス
スポットインスタンスは、使用されていない AWS のコンピューティングキャパシティを利用することで、オンデマンドインスタンスに代わる非常にコスト効率の高い方法を提供できます。スポットインスタンスの料金は、各ロケーションでの各インスタンスタイプの需要と供給に基づいて変動します。AWS は、必要なときにいつでもスポットインスタンスを中断できます。Amazon GameLift は、キューと FleetIQ AWS アルゴリズムを使用してスポットインスタンスが中断されるかどうかを判断し、インスタンスをリサイクル状態にします。次に、インスタンスにアクティブなゲームセッションがない場合、Amazon GameLift はそのセッションを置き換えようとします。
スポットインスタンスを使用する方法の詳細については、「スポットインスタンスのキューの設計」を参照してください。
オペレーティングシステム
Amazon GameLift インスタンスは、Microsoft Windows または Amazon Linux で実行されるゲームサーバービルドをサポートします。ゲームビルドを Amazon GameLift にアップロードするときに、ゲーム用のオペレーティングシステムを指定します。ゲームビルドをデプロイする Amazon EC2 Fleet フリートを作成すると、 Amazon GameLift によって自動的にそのビルドのオペレーティングシステムでインスタンスがセットアップされます。サポートされるゲームサーバーのオペレーティングシステムの詳細については、「Amazon GameLift 開発ツールを取得する」を参照してください。
Amazon GameLift Anywhere フリートを使用する場合、ハードウェアがサポートする任意のオペレーティングシステムを使用できます。Amazon GameLift Anywhere フリートでは、ゲームビルドをハードウェアにデプロイし、Amazon GameLift を使用してリソースを 1 か所で管理する必要があります。
インスタンスのタイプ
Amazon EC2 Fleet のインスタンスのタイプによって、各インスタンスで使用されるハードウェアの種類が決まります。インスタンスタイプによって、コンピューティング能力、メモリ、ストレージ、ネットワーキング機能など、提供される組み合わせが異なります。
ゲームに対して使用可能なインスタンスタイプから選択するときは、次の要素を考慮してください。
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ゲームサーバーのコンピューティングアーキテクチャ: x64 または Arm (AWSGraviton)。
注記
Graviton Arm インスタンスには Linux OS 上に構築された Amazon GameLift サーバーが必要です。C++ と C# には、サーバー SDK 5.1.1 以降が必要です。Go にはサーバー SDK 5.0 以降が必要です。これらのインスタンスでは、Amazon Linux 2023 (AL2023) または Amazon Linux 2 (AL2) へのモノラルインストールに対する追加設定なしでのサポートは提供していません。
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ゲームサーバービルドのコンピューティング、メモリ、およびストレージ要件。
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インスタンスごとに実行する予定のサーバープロセスの数。
より大きいインスタンスタイプを使用すると、各インスタンスで複数のサーバープロセスを実行できます。これにより、プレイヤーの需要を満たすのに必要なインスタンス数を減らすことができます。
詳細については:
インスタンスタイプについては、「Amazon EC2 インスタンスタイプ
」を参照してください。 インスタンスごとに複数のプロセスを実行する方法については、「Amazon GameLift がゲームサーバーを起動する方法を管理する」を参照してください。
Service Quotas
Amazon GameLift のデフォルトのサービスクォータと、AWS アカウント の現在のクォータを確認するには、次の手順を実行します。
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Amazon GameLift の一般的なサービスクォータ情報については、「AWS 全般のリファレンス」の「Amazon GameLift エンドポイントとクォータ」を参照してください。
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アカウントのロケーションごとに利用可能なインスタンスタイプのリストについては、Amazon GameLift コンソールの「サービスクォータ
」のページを開いてください。このページには、各ロケーションの各インスタンスタイプに関するアカウントの現在の使用状況も表示されます。 -
リージョンごとのインスタンスタイプに対するアカウントの現在のクォータのリストを表示するには、AWS Command Line Interface (AWS CLI) コマンド
describe-ec2-instance-limitsを実行します。このコマンドは、デフォルトリージョン (または指定した別のリージョン) にあるアクティブなインスタンスの数を返します。
ゲームをローンチする準備をするときに、[Amazon GameLift コンソール]
