ドメイン変数の使用 - AWS Elemental MediaTailor

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ドメイン変数の使用

動的ドメイン変数を使用すると、URL http://my-ads-servermy-ads-server.com の .com 部分など、複数のドメインを設定内のプレーヤーパラメータとともに使用できます。これにより、単一の設定内で複数のコンテンツソースまたは広告決定サーバー (ADS) を使用することが可能になります。

ドメイン変数は、URI が含まれる任意のパラメータで使用できます。

  • AdDecisionServerUrl

  • AdSegmentUrlPrefix

  • ContentSegmentUrlPrefix

  • LivePreroll.AdDecisionServerUrl

  • VideoContentSourceUrl

ドメイン変数は、動的変数置換を実行するために、設定のエイリアスと共に使用されます。設定エイリアスは、動的ドメイン設定に使用されるプレイヤーパラメータに一連のエイリアスと値をマップします。

動的変数として使用する設定エイリアスの作成

ドメイン変数の使用を開始する前に、設定のための設定エイリアスを作成します。設定エイリアスは、セッション開始時のドメイン置換変数として使用します。例えば、設定エイリアスを使用して、セッション開始中にオリジン URL を動的に設定できます。

設定エイリアスの作成

MediaTailorコンソールを使用してドメイン置換に使用する設定エイリアスを作成するには、以下の手順を実行します。

コンソールを使用して設定エイリアスを作成する
  1. https://console.aws.amazon.com/mediatailor/ MediaTailor でコンソールを開きます。

  2. [Configurations] (設定) ページの [Configuration aliases] (設定エイリアス) ページで、[Add player parameter] (プレイヤーパラメータを追加) をクリックします。

  3. ドメイン置換の動的変数として使用するプレイヤーパラメータ名を入力します。名前の前には、player_params. を付ける必要があります。

  4. [OK] をクリックします。

    AWS Elemental MediaTailor「設定エイリアス」セクションの表に新しいパラメータが表示されます。

  5. 次に、エイリアスと値を追加します。先ほど名前を付けたプレイヤーパラメータを選択します。選択すると、パラメータ名の下のセクションが展開されます。

    [Add new alias] (新しいエイリアスを追加) をクリックします。

  6. エイリアスキーと値を入力します。 MediaTailor Value をドメイン変数の代替値として使用します。

セッションのドメインを動的に設定するための設定エイリアスの使用

設定エイリアスをセットアップしたら、セッション開始リクエスト内のドメイン用の置換変数としてそれらを使用できます。これは、セッションのドメインを動的に設定することを可能にします。

制限事項

設定エイリアスの使用時は、以下の制限に注意してください。

  • ドメインで使用される動的変数は、すべて ConfigurationAliases 動的変数として定義される必要があります。

  • プレイヤーパラメータ変数の前に player_params. を付ける必要があります。例えば、player_params.origin_domain などです。

  • エイリアス化された値のリストは、すべてのプレイヤーパラメータに対する包括的なリストである必要があります。

  • リクエストがドメインで使用されている動的値に対して行われたもので、そのリクエストが動的変数、またはその変数のために事前設定されたエイリアスのいずれかを指定しない場合、リクエストは HTTP 400 ステータスコードを伴って失敗します。

例 使用例

以下は、設定エイリアスと動的ドメイン変数が含まれる設定の例です。AdDecisionServerUrl および VideoContentSourceUrl パラメータドメイン内のプレイヤーパラメータ変数 ([player_params.origin_domain] など) に特に注意してください。

PUT /playbackConfiguration { "Name": "aliasedConfig", ... "AdDecisionServerUrl": "https://abc.execute-api.us-west-2.amazonaws.com/ads?sid=[session.id]&ad_type=[player_params.ad_type]", "VideoContentSourceUrl": "https://[player_params.origin_domain].mediapackage.[player_params.region].amazonaws.com/out/v1/[player_params.endpoint_id]", ... "ConfigurationAliases": { "player_params.origin_domain": { "pdx": "abc", "iad": "xyz" }, "player_params.region": { "pdx": "us-west-2", "iad": "us-east-1" }, "player_params.endpoint_id": { "pdx": "abcd", "iad": "wxyz" }, "player_params.ad_type": { "customized": "abc12345", "default": "defaultAdType" }, }, ... }

上記の設定を使用して、プレイヤー変数とエイリアスを指定するセッション開始リクエストを作成します。

POST master.m3u8 { "playerParams": { "origin_domain": "pdx", "region": "pdx", "endpoint_id": "pdx", "ad_type": "customized" } }

MediaTailor エイリアス文字列を設定エイリアス設定内のマップされた値に置き換えます。

ADS に対するリクエストは以下のようになります。

https://abc.execute-api.us-west-2.amazonaws.com/ads?sid=[session.id]&ad_type=abc12345

VideoContentSource に対するリクエストは以下のようになります。

https://abc.mediapackage.us-west-2.amazonaws.com/out/v1/abcd