追加のスコープを作成する
このセクションの手順に従って、追加のスコープを作成します。
スコープは IPAM 内の最上位のコンテナです。IPAM を作成すると、IPAM によって 2 つのデフォルトスコープが作成されます。各スコープは、単一のネットワークの IP スペースを表します。プライベートスコープは、すべてのプライベート空間を対象としています。パブリックスコープは、すべてのパブリック空間を対象としています。スコープを使用すると、IP アドレスの重複や競合を引き起こすことなく、接続されていない複数のネットワーク間で IP アドレスを再利用できます。
IPAM を作成すると、デフォルトのスコープ (1 つのプライベートスコープと 1 つのパブリックスコープ) が自動的に作成されます。プライベートスコープは追加で作成できます。パブリッスコープは追加で作成できません。
複数の切断されたプライベートネットワークをサポートする必要がある場合は、追加のプライベートスコープを作成できます。追加のプライベートスコープを使用すると、プールを作成し、同じ IP 領域を使用するリソースを管理できます。
重要
IPAM がプライベート IPv4 CIDR または プライベート IPv6 CIDR を持つリソースを検出すると、リソース CIDR はデフォルトのプライベートスコープにインポートされ、作成した追加のプライベートスコープに表示されなくなります。CIDR は、デフォルトのプライベートスコープから別のプライベートスコープに移動できます。詳細については、スコープ間で VPC CIDR を移動する を参照してください。