追加のスコープを作成する - Amazon Virtual Private Cloud

追加のスコープを作成する

このセクションの手順に従って、追加のスコープを作成します。

スコープは IPAM 内の最上位のコンテナです。IPAM を作成すると、IPAM によって 2 つのデフォルトスコープが作成されます。各スコープは、単一のネットワークの IP スペースを表します。プライベートスコープは、すべてのプライベート空間を対象としています。パブリックスコープは、すべてのパブリック空間を対象としています。スコープを使用すると、IP アドレスの重複や競合を引き起こすことなく、接続されていない複数のネットワーク間で IP アドレスを再利用できます。

IPAM を作成すると、デフォルトのスコープ (1 つのプライベートスコープと 1 つのパブリックスコープ) が自動的に作成されます。プライベートスコープは追加で作成できます。パブリッスコープは追加で作成できません。

複数の切断されたプライベートネットワークをサポートする必要がある場合は、追加のプライベートスコープを作成できます。追加のプライベートスコープを使用すると、プールを作成し、同じ IP 領域を使用するリソースを管理できます。

重要

IPAM がプライベート IPv4 CIDR または プライベート IPv6 CIDR を持つリソースを検出すると、リソース CIDR はデフォルトのプライベートスコープにインポートされ、作成した追加のプライベートスコープに表示されなくなります。CIDR は、デフォルトのプライベートスコープから別のプライベートスコープに移動できます。詳細については、スコープ間で VPC CIDR を移動する を参照してください。

AWS Management Console
追加のプライベートスコープを作成するには
  1. IPAM コンソール (https://console.aws.amazon.com/ipam/) を開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[Scopes] (スコープ) を選択します。

  3. [Create scope] (スコープの作成) を選択します。

  4. スコープを追加する IPAM を選択します。

  5. スコープの説明を追加します。

  6. [Create scope] (スコープの作成) を選択します。

  7. IPAM でスコープを表示するには、ナビゲーションペインで[Scopes] (スコープ) を選択します。

Command line

このセクションのコマンドは、AWS CLI リファレンスドキュメントに関連しています。ドキュメントには、コマンドの実行時に使用できるオプションの詳細な説明が記載されています。

以下の AWS CLI コマンドを使用して追加のプライベートスコープを作成します。

  1. 現在のスコープを表示する: describe-ipam-scopes

  2. 新しいプライベートスコープを作成する: create-ipam-scope

  3. 現在のスコープを表示して新しいスコープを表示する: describe-ipam-scopes