IPAM には無料利用枠とアドバンス利用枠の 2 つの階層があります。Amazon VPC IP Address Manager のアドバンストティアに切り替えると、IP アドレス管理をより詳細に制御できます。これは、ネットワークの複雑さが増すにつれてより多くの恩恵をもたらすことができるため、ユーザーは IP アドレス空間をより良く最適化および管理できます。無料利用枠で利用できる機能とアドバンス利用枠に関連するコストの詳細については、「Amazon VPC の料金
注記
アドバンス利用枠から無料利用枠に切り替える前に、次のことを行う必要があります。
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プライベート範囲プールを削除します。
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IPAM 内のデフォルト以外のすべてのプライベート範囲を削除します。
IPAM ホームリージョンとロケールが異なるプールを削除します。
デフォルト以外ののリソース検出アソシエーションを削除します。
IPAM 以外のアカウントへのプール割り当てを削除します。
IPAM 階層を変更するには
IPAM コンソール (https://console.aws.amazon.com/ipam/
) を開きます。 -
ナビゲーションペインで、[IPAMs] (IPAM) を選択します。
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コンテンツペインで、IPAM を選択します。
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[Actions] (アクション)、[Edit] (編集) の順に選択します。
注記
無料利用枠に加入している場合、[IPAM の推定アクティブ IP 数の合計は... ] と表示されます。
アクティブな IP 数の合計はアドバンスト階層に切り替えた場合に課金される IPAM 内のアクティブな IP アドレスの数です。アクティブ IP アドレスは、EC2 インスタンスなどのリソースにアタッチされた Elastic Network Interface (ENI) に関連付けられた IP アドレスまたはプレフィックスとして定義されます。
このメトリクスは、無料利用枠のお客様にのみご利用いただけます。
IPAM が AWS Organizations と統合されている場合、アクティブな IP 数はすべての組織アカウントをカバーします。
アクティブな IP 数の内訳を IP タイプ (パブリック/プライベート) またはクラス (IPv4/IPv6) 別に表示することはできません。
IPAM は、モニタリング対象アカウントが所有する ENI からの IP のみをカウントします。共有サブネットの数は不正確である可能性があります。サブネット所有者または ENI 所有者が IPAM によってカバーされていない場合、IP アドレスは除外されます。
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IPAM に使用する [IPAM 階層] を選択します。
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[Save changes] (変更の保存) をクリックします。