Amazon ECS タスクをグループ化する
一連の関連するタスクを識別してタスクグループで配置できます。同じタスクグループ名のすべてのタスクは、spread
タスクの配置戦略の使用時に、セットとして見なされます。例えば、データベースおよびウェブサーバーなど、1 つのクラスターで異なるアプリケーションを実行していることを想定します。データベースを確実にアベイラビリティーゾーン間に均等に分散するには、それらのデータベースをdatabases
という名前のタスクグループに追加し、spread
タスク配置戦略を使用します。詳細については、「戦略を使用して Amazon ECS タスク配置を定義する」を参照してください。
タスクグループはタスク配置の制約にも使用できます。memberOf
制約でタスクグループを指定したとき、タスクは指定されたタスクグループ内のコンテナインスタンスにのみ送信されます。例については、「Amazon ECS タスク配置の制約事項の例」を参照してください。
デフォルトでは、カスタムタスクグループ名が指定されていない場合、スタンドアロンタスクはタスク定義ファミリ名 (例えば family:my-task-definition
) をタスクグループ名として使用します。サービスの一部として起動されたタスクは、サービス名をタスクグループ名として使用し、変更することはできません。
タスクグループには次の要件が適用されます。
-
タスクグループ名は 255 文字以下である必要があります。
-
各タスクを 1 つのグループと同一にできます。
-
タスクを起動後、タスクグループを変更することはできません。