フレームワークのコンプライアンスステータスの表示
監査フレームワークを作成すると、フレームワーク表に表示さえます。AWS Backup コンソールの左のナビゲーションペインのフレームワークを選択して、この表を表示できます。フレームワークの監査結果を表示するには、フレームワーク名を選択します。そうすることで、概要およびコントロールという2つのセクションがあるフレームワークの詳細ページに行くことができます。
-概要セクションには、次のステータスが左から右に一覧表示さえれます。
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コンプライアンス状況は、各コントロールのコンプライアンスステータスによって決定される監査フレームワークの全体的なコンプライアンスステータスです。各コントロールのコンプライアンスステータスは、評価する各リソースのコンプライアンスステータスによって決まります。
フレームワークコンプライアンス状況は、
Compliant
コントロール評価のスコープ内のすべてのリソースがそれらの評価に合格した場合に限ります。1 つ以上のリソースが制御評価に失敗した場合、コンプライアンスステータスはNon-Compliant
になります。非準拠のリソースを見つける方法については、非準拠リソースの検索を参照してください。リソースをコンプライアンスに組み込む方法については、AWS BackupAudit Manager の制御と修正の「是正」セクションを参照してください。 -
フレームワークのステータスは、すべてのリソースのリソーストラッキングを有効にしているかどうかを示します。次のようなステータスがあります。
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Active
フレームワークが評価するすべてのリソースで記録が有効になっている場合。 -
Partially active
少なくとも 1 つのリソースについて記録がオフになっている場合、フレームワークが評価します。 -
Inactive
フレームワークが評価するすべてのリソースについて記録がオフになっている場合。 -
AWS BackupAudit Manager は、現時点では記録ステータスを検証でない
Unavailable
時
Partially active
もしくはInactive
状態を修正するには-
左のナビゲーションペインの [フレームワーク] を選択します。
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リソーストラッキングの管理を選択します。
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ポップアップの指示に従って、リソースタイプで以前に無効になっていた録音を有効にします。
フレームワークに含まれるコントロールに基づいて、リソーストラッキングが必要なリソースタイプの詳細については、AWS BackupAudit Manager の制御と修正のリソースコンポーネントを参照してください。
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デプロイのステータスは、フレームワークのデプロイステータスを示します。このステータスは、ほとんどの場合
Completed
とすることができますが、。Create in progress
,Update in progress
,Delete in progress
, およびFailed
も可能です。ステータスが
Failed
の場合、フレームワークが正しくデプロイされなかったことを意味します。フレームワークを削除し、AWS Backup コンソールを用いて、または AWS Backup API を使用してフレームワークを再作成します。
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準拠のコントロールは、すべての評価が渡されたフレームワークコントロールの数を表示します。
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非準拠のコントロールは、少なくとも 1 つの評価が合格していないフレームワークコントロールの数を表示します。
-コントロールセクションには、次の情報が表示されます。
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コントロールステータスは、各コントロールのコンプライアンスステータスを示します。コントロールは
Compliant
つまり、すべてのリソースがその評価に合格することを意味します。Non-compliant
、少なくとも1つのリソースがその評価に合格しなかったことを意味するか、もしくはInsufficient data
。つまり、コントロールが評価スコープ内に評価するリソースが見つからなかったことを意味します。 -
評価スコープは、各コントロールを 1 つもしくは複数リソースタイプに制限する必要があります。1 つのリソース ID、もしくは1つタグキーおよび監査フレームワークの作成時にコントロールをカスタマイズした方法に基づたタグ値です。すべてのフィールドが空の場合 (ダッシュ「-」で表示)、コントロールは適用可能なすべてのリソースを評価します。