ネットワークアクセスコントロールリストを使用して、サブネットのトラフィックを制御する
ネットワークアクセスコントロールリスト (ACL) は、サブネットレベルで特定のインバウンドまたはアウトバウンドのトラフィックを許可または拒否します。VPC のデフォルトのネットワーク ACL を使用するか、セキュリティグループと同様のルールを使用して VPC のカスタムネットワーク ACL を作成し、セキュリティの追加レイヤーを VPC に追加できます。
ネットワーク ACL は追加料金なしで使用できます。
次の図は、2 つのサブネットを持つ VPC を示しています。各サブネットにはネットワーク ACL があります。トラフィックが (ピアリングされた VPC、VPN 接続、インターネットなどから) VPC に入ると、ルーターはこのトラフィックを宛先に送信します。ネットワーク ACL A は、サブネット 1 を宛先とするトラフィックのうち、サブネット 1 への送信を許可するトラフィックと、サブネット 1 以外を宛先とするトラフィックのうち、サブネット 1 からの送信を許可するトラフィックを決定します。同様に、ネットワーク ACL B は、どのトラフィックがサブネット 2 に出入りできるかを決定します。
セキュリティグループとネットワーク ACL の違いについては、「セキュリティグループとネットワーク ACL を比較する」を参照してください。