AWS CloudHSM で使用する JCE のコマンド再試行 - AWS CloudHSM

AWS CloudHSM で使用する JCE のコマンド再試行

AWS CloudHSM クライアント SDK 5.8.0 以降には、HSM スロットリングされたオペレーションをクライアント側から再試行する自動再試行戦略が組み込まれています。HSM が以前のオペレーションが多すぎてそれ以上リクエストを受け付けられないためにオペレーションをスロットリングすると、クライアント SDK はスロットリングされたオペレーションを最大 3 回再試行しますが、その間、エクスポネンシャルバックオフします。この自動再試行戦略は、オフスタンダードの 2 つのモードのいずれかに設定できます。

  • オフ: クライアント SDK は、HSM によってスロットリングされたオペレーションに対しては再試行戦略を一切実行しません。

  • スタンダード: これはクライアント SDK 5.8.0 以降のデフォルトモードです。このモードでは、クライアント SDK はエクスポネンシャルバックオフすることで、スロットリングされた操作を自動的に再試行します。

詳細については、「HSM スロットリング」を参照してください。

再試行コマンドをオフモードに設定する

Linux
Linux 上の クライアント SDK 5 向けに再試行コマンドを off に設定するには
  • 次のコマンドを使用して再試行設定を off モードに設定できます。

    $ sudo /opt/cloudhsm/bin/configure-jce --default-retry-mode off
Windows
Windows 上のクライアント SDK 5 向けに再試行コマンドを off に設定するには
  • 次のコマンドを使用して再試行設定を off モードに設定できます。

    C:\Program Files\Amazon\CloudHSM\bin\ .\configure-jce.exe --default-retry-mode off