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デプロイマニフェストで、Elastic Beanstalk にアプリケーションをデプロイする方法を伝えることができます。この方法を使用すると、ウェブサイトのルートパスで実行される個々の ASP.NET アプリケーション用のソースバンドルを生成するために、MSDeploy
を使用する必要がなくなります。マニフェストファイルを使用することにより、異なるパスで複数のアプリケーションを実行することが可能になります。または、Elastic Beanstalk に対して、ASP.NET Core を使用してアプリケーションのデプロイと実行を行うように指示することもできます。また、デプロイマニフェストは、アプリケーションを実行するためのアプリケーションプールの設定にも使用できます。
デプロイマニフェストは、Elastic Beanstalk へ .NET Core アプリケーションのサポートを追加します。.NET Framework アプリケーションは、デプロイマニフェストなしでデプロイできます。ただし、.NET Core アプリケーションを Elastic Beanstalk で実行する場合は、デプロイマニフェストが必要です。デプロイマニフェストを使用する際には、まず各アプリケーションのサイトアーカイブを作成します。その上で、デプロイマニフェストを集録するための別の ZIP アーカイブ内に、先に作成したサイトアーカイブをバンドルします。
デプロイマニフェストを使用すると、異なるパスで複数のアプリケーションを実行することもできます。デプロイマニフェストは、多くのデプロイのターゲットを、サイトアーカイブと IIS が実行するパスにより個別に定義します。たとえば、/api
パスで非同期リクエストを行うウェブ API を実行し、ルートパスでその API を実行するウェブアプリケーションを実行できます。
デプロイマニフェストは、IIS または Kestrel のアプリケーションプールを使用して、複数のアプリケーションを実行するために使用することもできます。アプリケーションプールを設定して、アプリケーションの定期的な再起動、32 ビットアプリケーションの実行、または、.NET Framework ランタイムの特定バージョンの使用ができます。
完全にカスタマイズするには、Windows PowerShell で独自のデプロイスクリプトを作成し、Elastic Beanstalk にアプリケーションのインストール、アンインストール、再起動のために実行するスクリプトを伝えます。
デプロイマニフェストと関連機能を使用するには、Windows Server プラットフォームバージョン 1.2.0 以降が必要です。
.NET core アプリケーション
デプロイマニフェストを使用すると、Elastic Beanstalk で .NET Core アプリケーションを実行することができます。.NET Core は .NET のクロスプラットフォームバージョンで、コマンドラインツール (dotnet
) が付属しています。このマニフェストにより、アプリケーションの生成、ローカルでの実行、および公開の準備を行うことができます。
Elastic Beanstalk で .NET Core アプリケーションを実行するには、dotnet publish
を実行し、その出力からディレクトリをすべて削除した内容を、ZIP アーカイブにパッケージします。サイトアーカイブを、デプロイマニフェストを使って、デプロイターゲットのタイプ aspNetCoreWeb
と一緒にソースバンドルに配置します。
以下のデプロイマニフェストは、ルートパスの dotnet-core-app.zip
という名前のサイトアーカイブから .NET Core アプリケーションを実行します。
例 aws-windows-deployment-manifest.json - .NET core
{
"manifestVersion": 1,
"deployments": {
"aspNetCoreWeb": [
{
"name": "my-dotnet-core-app",
"parameters": {
"archive": "dotnet-core-app.zip",
"iisPath": "/"
}
}
]
}
}
マニフェストとサイトアーカイブを ZIP アーカイブにバンドルし、ソースバンドルを作成します。
例 dotnet-core-bundle.zip
.
|-- aws-windows-deployment-manifest.json
`-- dotnet-core-app.zip
サイトアーカイブには、コンパイルされたアプリケーションコード、依存関係、web.config
ファイルが含まれています。
例 dotnet-core-app.zip
.
|-- Microsoft.AspNetCore.Hosting.Abstractions.dll
|-- Microsoft.AspNetCore.Hosting.Server.Abstractions.dll
|-- Microsoft.AspNetCore.Hosting.dll
|-- Microsoft.AspNetCore.Http.Abstractions.dll
|-- Microsoft.AspNetCore.Http.Extensions.dll
|-- Microsoft.AspNetCore.Http.Features.dll
|-- Microsoft.AspNetCore.Http.dll
|-- Microsoft.AspNetCore.HttpOverrides.dll
|-- Microsoft.AspNetCore.Server.IISIntegration.dll
|-- Microsoft.AspNetCore.Server.Kestrel.dll
|-- Microsoft.AspNetCore.WebUtilities.dll
|-- Microsoft.Extensions.Configuration.Abstractions.dll
|-- Microsoft.Extensions.Configuration.EnvironmentVariables.dll
|-- Microsoft.Extensions.Configuration.dll
|-- Microsoft.Extensions.DependencyInjection.Abstractions.dll
|-- Microsoft.Extensions.DependencyInjection.dll
|-- Microsoft.Extensions.FileProviders.Abstractions.dll
|-- Microsoft.Extensions.FileProviders.Physical.dll
|-- Microsoft.Extensions.FileSystemGlobbing.dll
|-- Microsoft.Extensions.Logging.Abstractions.dll
|-- Microsoft.Extensions.Logging.dll
|-- Microsoft.Extensions.ObjectPool.dll
|-- Microsoft.Extensions.Options.dll
|-- Microsoft.Extensions.PlatformAbstractions.dll
|-- Microsoft.Extensions.Primitives.dll
|-- Microsoft.Net.Http.Headers.dll
|-- System.Diagnostics.Contracts.dll
|-- System.Net.WebSockets.dll
|-- System.Text.Encodings.Web.dll
|-- dotnet-core-app.deps.json
|-- dotnet-core-app.dll
|-- dotnet-core-app.pdb
|-- dotnet-core-app.runtimeconfig.json
`-- web.config
複数のアプリケーションを実行する
デプロイマニフェストを使って、複数のデプロイターゲットを指定することにより、複数のアプリケーションを実行できます。
以下のデプロイマニフェストでは 2 つの .NET Core アプリケーションを設定します。WebApiSampleApp
アプリケーションは、シンプルなウェブ API を実装し、/api
パスで非同期リクエストを提供します。DotNetSampleApp
アプリケーションは、ルートパスでリクエストを処理するウェブアプリケーションです。
例 aws-windows-deployment-manifest.json - multiple apps
{
"manifestVersion": 1,
"deployments": {
"aspNetCoreWeb": [
{
"name": "WebAPISample",
"parameters": {
"appBundle": "WebApiSampleApp.zip",
"iisPath": "/api"
}
},
{
"name": "DotNetSample",
"parameters": {
"appBundle": "DotNetSampleApp.zip",
"iisPath": "/"
}
}
]
}
}
複数のアプリケーションのサンプルアプリケーションはこちらで入手できます:
-
デプロイ可能なソースバンドル - dotnet-multiapp-sample-bundle-v2.zip
-
ソースコード - dotnet-multiapp-sample-source-v2.zip
アプリケーションプールを設定する
Windows 環境では、複数のアプリケーションをサポートできます。そのためには、次のような 2 つのアプローチが存在します。
-
Kestrel ウェブサーバーでは、アウトプロセスホスティングモデルを使用できます。このモデルでは、複数のアプリケーションを 1 つのアプリケーションプールで実行するように構成します。
-
インプロセスホスティングモデルを使用する場合には、複数のアプリケーションを実行するために複数のアプリケーションプールを用意して、各プール内では単一アプリケーションのみを実行します。IIS サーバーを使用していて、複数のアプリケーションを実行したい場合には、この方法を使用する必要があります。
1 つのアプリケーションプールで複数のアプリケーションを実行するように Kestrel を構成するには、hostingModel="OutofProcess"
ファイルに web.config
を追加で記述します。次に挙げるサンプルを参考にしてください。
例 web.config - Kestrel アウトプロセスホスティングモデル用
<configuration>
<location path="." inheritInChildApplications="false">
<system.webServer>
<handlers>
<add
name="aspNetCore"
path="*" verb="*"
modules="AspNetCoreModuleV2"
resourceType="Unspecified" />
</handlers>
<aspNetCore
processPath="dotnet"
arguments=".\CoreWebApp-5-0.dll"
stdoutLogEnabled="false"
stdoutLogFile=".\logs\stdout"
hostingModel="OutofProcess" />
</system.webServer>
</location>
</configuration>
例 aws-windows-deployment-manifest.json - 複数のアプリケーション
{
"manifestVersion": 1,
"deployments": {"msDeploy": [
{"name": "Web-app1",
"parameters": {"archive": "site1.zip",
"iisPath": "/"
}
},
{"name": "Web-app2",
"parameters": {"archive": "site2.zip",
"iisPath": "/app2"
}
}
]
}
}
IIS では、インプロセスホスティングモデルが使用されているため、1 つのアプリケーションプールでの複数のアプリケーションの実行はサポートされていません。したがって、複数のアプリケーションを構成するには、各アプリケーションを個別のアプリケーションプールに割り当てる必要があります。つまり、1 つのアプリケーションプールに割り当てられるのは、1 つのアプリケーションのみです。
aws-windows-deployment-manifest.json
ファイルで、IIS を異なるアプリケーションプールを使用するように構成できます。次のサンプルファイルを参考にしながら、同様な更新を行ってください。
-
iisConfig
というサブセクションを含む、appPools
というセクションを追加します。 -
appPools
ブロックに、アプリケーションプールをリストします。 -
deployments
セクションで、各アプリケーションのparameters
セクションを定義します。 -
parameters
セクションでは、各アプリケーションのアーカイブ、実行するパス、および実行するために使用するappPool
を指定します。
次のデプロイマニフェストでは、10 分ごとにアプリケーションを再起動する 2 つのアプリケーションプールを構成しています。同時に、指定されたパスで実行される .NET Framework ウェブアプリケーションにも、アプリケーションをアタッチしています。
例 aws-windows-deployment-manifest.json - アプリケーションプールごとに 1 つのアプリケーション
{
"manifestVersion": 1,
"iisConfig": {"appPools": [
{"name": "MyFirstPool",
"recycling": {"regularTimeInterval": 10}
},
{"name": "MySecondPool",
"recycling": {"regularTimeInterval": 10}
}
]
},
"deployments": {"msDeploy": [
{"name": "Web-app1",
"parameters": {
"archive": "site1.zip",
"iisPath": "/",
"appPool": "MyFirstPool"
}
},
{"name": "Web-app2",
"parameters": {
"archive": "site2.zip",
"iisPath": "/app2",
"appPool": "MySecondPool"
}
}
]
}
}
カスタムデプロイを定義する
さらにきめ細かく制御するには、カスタムデプロイを定義することによって、アプリケーションのデプロイを完全にカスタマイズできます。
次のデプロイマニフェストでは、Elastic Beanstalk に対し、install
という名前の siteInstall.ps1
スクリプトを実行するように指示しています。このスクリプトにより、インスタンスの起動とデプロイ時にウェブサイトがインストールされます。さらに、このデプロイマニフェストは Elastic Beanstalk に対し、デプロイ中に新しいバージョンをインストールする前に uninstall
スクリプトを実行するように指示しています。また、AWS マネジメントコンソールで [Restart App Server] (アプリケーションサーバーを再起動する) を選択している場合に、アプリケーションを再起動させる restart
スクリプトも指定しています。
例 aws-windows-deployment-manifest.json - custom deployment
{
"manifestVersion": 1,
"deployments": {
"custom": [
{
"name": "Custom site",
"scripts": {
"install": {
"file": "siteInstall.ps1"
},
"restart": {
"file": "siteRestart.ps1"
},
"uninstall": {
"file": "siteUninstall.ps1"
}
}
}
]
}
}
ソースバンドルには、マニフェスト、スクリプトと一緒にアプリケーションの実行に必要なアーティファクトをすべて含めます。
例 Custom-site-bundle.zip
.
|-- aws-windows-deployment-manifest.json
|-- siteInstall.ps1
|-- siteRestart.ps1
|-- siteUninstall.ps1
`-- site-contents.zip