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AMAZON.Time
時間を表す単語を時間値に変換します。AMAZON.Time
で、正確な時刻、あいまいな値、時間範囲を解決できます。スロット値は次の時間範囲で解決できます。
-
AM
-
PM
-
MO (午前)
-
AF (午後)
-
EV (夕方)
-
NI (夜間)
ユーザーがあいまいな時刻を入力すると、Amazon Lex V2 は Lambda イベントの slots
属性を使用して、あいまいな時刻の解決を Lambda 関数に渡します。例えば、ボットからユーザーに配達時間を尋ねたときにユーザーが「10 時」と答えると、この時刻はあいまいです。午前 10:00 なのか午後 10:00 なのかが不明です。この場合、interpretedValue
フィールド値は null
となり、resolvedValues
フィールドに 2 つの可能な時刻の解決が含まれます。Amazon Lex V2 は Lambda 関数に次のように入力します。
"slots": {
"deliveryTime": {
"value": {
"originalValue": "10 o'clock",
"interpretedValue": null,
"resolvedValues": [
"10:00", "22:00"
]
}
}
ユーザーが明確な時刻で応答すると、Amazon Lex V2 はLambdaイベントの interpretedValue
属性の slots
フィールドで Lambda関数に時刻を送信します。例えば、ユーザーが配達時間を求めるプロンプトに対して「10:00 AM」と返答すると、Amazon Lex V2 は Lambda 関数に次のように入力します。
"slots": {
"deliveryTime": {
"value": {
"originalValue": "10 AM",
"interpretedValue": 10:00,
"resolvedValues": [
"10:00"
]
}
}
ユーザーが配達時間を求めるプロンプトに対して「午前」と応答すると、Amazon Lex V2 は Lambda 関数に次のように入力します。
"slots": {
"deliveryTime": {
"value": {
"originalValue": "morning",
"interpretedValue": "MO",
"resolvedValues": [
"MO"
]
}
}
Amazon Lex V2 から Lambda 関数に送信されるデータの詳細については、AWS Lambda Lex V2 の入力イベント形式 を参照してください。