Athena Iceberg DELETE
は、Iceberg 位置削除ファイルをテーブルに書き込みます。これは、読み込み時マージ削除と呼ばれます。コピーオンライト削除とは対照的に、ファイルデータを書き換えないため、読み込み時マージ削除のほうが効率的です。Athena は、Iceberg データを読み込むときに、Iceberg 位置削除ファイルをデータファイルとマージして、テーブルの最新のビューを生成します。こうした位置削除ファイルを削除するには、REWRITE DATA 圧縮アクションを実行します。DELETE
オペレーションは、スキャンしたデータ量の分だけ課金されます。構文については、「DELETE」を参照してください。
次の例では、category
の値が c3
の iceberg_table
から行を削除します。
DELETE FROM iceberg_table WHERE category='c3'