AWS グローバルインフラストラクチャは AWS リージョン およびアベイラビリティーゾーンを中心に構築されています。AWS リージョン には、低レイテンシー、高いスループット、そして高度の冗長ネットワークで接続されている複数の物理的に独立・隔離されたアベイラビリティーゾーンがあります。アベイラビリティーゾーンでは、アベイラビリティーゾーン間で中断せずに、自動的にフェイルオーバーするアプリケーションとデータベースを設計および運用することができます。アベイラビリティーゾーンは、従来の単一または複数のデータセンターインフラストラクチャに比べて、可用性、耐障害性、および拡張性に優れています。
AWS リージョン とアベイラビリティーゾーンの詳細については、「AWS グローバルインフラストラクチャ
AWS のグローバルインフラストラクチャに加えて、Athena はデータの耐障害性とバックアップのニーズをサポートするうえで役立つ複数の機能を提供しています。
Athena はサーバーレスであるため、セットアップまたは管理するインフラストラクチャはありません。Athena は高い可用性を備えており、複数のアベイラビリティーゾーンにまたがるコンピューティングリソースを使用してクエリを実行して、特定のアベイラビリティーゾーンが到達不可能であれば、クエリを自動で適切にルーティングします。Athena は、その基盤となるデータストアとして Amazon S3 を使用しているため、データの可用性と耐久性が向上します。Amazon S3 は重要なデータを保存するための耐久性に優れたインフラストラクチャを提供し、オブジェクトの 99.999999999% の耐久性を実現するように設計されています。データは複数の施設間で冗長化され、各施設で複数のデバイスに保存されます。