バージョニングが有効なバケットへのオブジェクトの追加
バケットでバージョニングを有効にすると、Amazon S3 は (PUT
、POST
、または CopyObject
を使用して) バケットに保存されたすべてのオブジェクトに、一意のバージョン ID を自動的に追加します。
次の図は、バージョニングが有効なバケットにオブジェクトが追加されたときに、Amazon S3 がそのオブジェクトに一意のバージョン ID を追加する方法を示しています。
注記
Amazon S3 が割り当てるバージョン ID の値は URL セーフです(URI の一部として含めることができます)。
バージョニングの詳細については、「S3 バージョニングによる複数のバージョンのオブジェクトの保持」を参照してください。バージョニングが有効なバケットにオブジェクトバージョンを追加するときは、コンソール、AWS SDK、REST API を使用します。
手順については、「オブジェクトのアップロード」を参照してください。
AWS SDK for Java、.NET、PHP を使用してオブジェクトをアップロードする例については、「オブジェクトのアップロード」を参照してください。バージョニングが設定されていないバケットでも、バージョニングが有効なバケットでもオブジェクトをアップロードする例は同じです。ただし、バージョニングが有効なバケットでは、Amazon S3 によってバージョン番号が割り当てられます。それ以外の場合、バージョン番号は null になります。
他の AWS SDK の使用の詳細については、「AWS デベロッパーセンター
バージョニングが有効なバケットにオブジェクトを追加するには
-
PutBucketVersioning
リクエストを使用して、バケットでバージョニングを有効にします。詳細については、「Amazon Simple Storage Service API リファレンス」の「PutBucketVersioning」を参照してください。
-
PUT
、POST
、またはCopyObject
リクエストを送信して、バケットにオブジェクトを格納します。
バージョニングが有効なバケットにオブジェクトを追加すると、Amazon S3 は、次の例に示すとおり、x-amz-version-id
レスポンスヘッダーでオブジェクトのバージョン ID を返します。
x-amz-version-id: 3/L4kqtJlcpXroDTDmJ+rmSpXd3dIbrHY