Amazon S3 メタデータを使用すると、Apache Iceberg 形式をサポートする任意のクエリエンジンを使用して S3 マネージドメタデータテーブルを分析できます。S3 テーブルバケットを AWS 分析サービスと統合すると、Amazon Athena、Amazon Redshift などのサービスを使用して、メタデータテーブルで次のことを行えます。
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ストレージの使用パターンと傾向を確認する
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オブジェクト全体の AWS Key Management Service (AWS KMS) 暗号化キーの使用状況を監査する
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ユーザー定義メタデータとオブジェクトタグでオブジェクトを検索する
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オブジェクトメタデータの経時的な変化を理解する
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リクエストを行った AWS アカウント ID や IP アドレスなど、オブジェクトがいつ更新または削除されたかを知る
テーブルバケットが AWS 分析サービスと統合された後、メタデータテーブルに対してクエリを実行できます。これには、S3 マネージドメタデータテーブルとカスタムメタデータテーブルの結合が含まれます。メタデータテーブルが同じテーブルバケットに保存されている限り、複数のデータセット間でクエリを実行できます。
そこから、Amazon QuickSight を使用して、クエリデータでインタラクティブなダッシュボードを作成できます。
クエリ料金に関する考慮事項
メタデータテーブルでクエリを実行する場合は、追加料金が適用されます。詳細については、使用しているクエリエンジンの料金情報を参照してください。
クエリのコスト効率を高める方法については、「メタデータテーブルのクエリパフォーマンスの最適化」を参照してください。