Amazon S3 の AWS 使用状況レポート
使用状況レポートをダウンロードする際、使用状況を時間、日、または月単位で集計できます。Amazon S3 使用状況レポートでは、使用タイプおよび AWS リージョン 別にオペレーションが一覧表示されます。Amazon S3 ストレージの使用状況の詳細なレポートについては、動的に生成された AWS の使用状況レポートをダウンロードしてください。含める使用タイプ、オペレーション、期間を選択できます。また、データの収集方法も選択できます。使用状況レポートの詳細については、「AWS Data Exports ユーザーガイド」の「AWS 使用状況レポート」を参照してください。
Amazon S3 使用状況レポートには次の情報が含まれます。
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サービス – Amazon S3
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オペレーション – バケットまたはオブジェクトに対して実行されたオペレーション。Amazon S3 オペレーションの詳細な説明については、「使用状況レポートの追跡オペレーション」を参照してください。
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使用状況 – 以下の値のいずれかです。
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ストレージのタイプを識別するコード
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リクエストのタイプを識別するコード
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取得のタイプを識別するコード
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データ転送のタイプを識別するコード
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S3 Intelligent-Tiering、S3 標準 – IA、S3 1 ゾーン低頻度アクセス (S3 1 ゾーン – IA)、S3 One Zone-Infrequent Access (S3 One Zone-IA)、S3 Glacier Flexible Retrieval、または S3 Glacier Deep Archive ストレージからの早期削除を識別するコード
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StorageObjectCount
– 特定のバケット内に保存されたオブジェクトの数
Amazon S3 使用タイプの詳細な説明については、「Amazon S3 の AWS 請求および使用状況レポートを理解する」を参照してください。
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Resource – リストされた使用状況に関連付けられたバケットの名前。
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StartTime – 使用状況が適用される協定世界時 (UTC) による日付の開始時間。
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EndTime – 使用状況が適用がされる協定世界時 (UTC) による日付の終了時間。
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UsageValue – 以下のボリューム値のいずれかです。データの典型的な測定単位はギガバイト (GB) です。ただし、サービスとレポートによっては、テラバイト (TB) が代わりに表示されることがあります。
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指定した期間のリクエストの数
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データ転送量
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指定された時間内に格納されたデータの量
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S3 標準 – IA、または S3 1 ゾーン – IA、S3 Glacier Flexible Retrieval、または S3 Glacier Deep Archive ストレージからの復元に関連付けられたデータの量 (バイト単位)
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ヒント
オブジェクトに関して Amazon S3 が受信するすべてのリクエストに関する詳細な情報は、バケットのサーバーアクセスログ記録をオンにすると取得できます。詳細については、「サーバーアクセスログによるリクエストのログ記録」を参照してください。
使用状況レポートは、XML またはコンマ区切り値 (CSV) ファイルでダウンロードできます。スプレッドシートアプリケーションで開いた CSV 使用状況レポートの例を次に示します。
詳細については、「Amazon S3 の AWS 請求および使用状況レポートを理解する」を参照してください。
AWS 使用状況レポートのダウンロード
使用状況レポートは XML または CSV ファイルでダウンロードできます。
使用状況レポートのダウンロード
AWS Management Console にサインインし、Amazon S3 コンソール (https://console.aws.amazon.com/s3/
) を開きます。 -
タイトルバーで、ユーザー名またはアカウント ID を選択し、[請求とコスト管理] を選択します。
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ナビゲーションペインで、[レガシーページ] を選択し、[コストと使用状況レポート] を選択します。
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[AWS 使用状況レポート] で、[使用状況レポートの作成] を選択します。
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[使用状況レポートのダウンロード] ページで、次の設定を選択します。
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[サービス] – [Amazon Simple Storage Service] を選択します。
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[Usage Types] (使用タイプ) – Amazon S3 の使用タイプの詳細については、Amazon S3 の AWS 請求および使用状況レポートを理解する を参照してください。
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[Operation] (オペレーション) – Amazon S3 オペレーションの詳細については、使用状況レポートの追跡オペレーション を参照してください。
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[Time Period] (期間) – レポートの対象とする期間。
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[Report Granularity (レポートの詳細度)] – 時間、日、月単位の小計をレポートに含めるかどうか。
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[ダウンロード] を選択し、ダウンロード形式 (XML レポートまたは CSV レポート) を選択し、プロンプトに従ってレポートを開くか保存します。