Amazon Redshift Advisor からのレコメンデーションの使用
Amazon Redshift クラスターのパフォーマンスを向上させて運用コストを減らすため、Amazon Redshift Advisor は変更に関する具体的なレコメンデーションを提供します。Advisor は、クラスターのパフォーマンスおよび使用状況メトリクスを分析して、カスタマイズされたレコメンデーションを作成します。これらのカスタマイズされたレコメンデーションは、運用とクラスターの設定に関連しています。最適化に優先順位を付けられるように、影響度の順にレコメンデーションがランク付けされます。
Advisor は、パフォーマンス統計または運用データに関する確認に基づいてレコメンデーションを作成します。クラスターでテストを実行して確認を行い、テスト値が指定範囲内にあるかどうか判断されます。テスト結果がその範囲外の場合、クラスターの確認が生成されます。同時に、確認された値をベストプラクティスの範囲にするためのレコメンデーションが作成されます。表示されるのは、パフォーマンスや運用に大きな影響を与えるレコメンデーションのみです。レコメンデーションが対応済みであると判断されると、レコメンデーションのリストからその事項が削除されます。
例えば、データウェアハウスに多数の非圧縮テーブル列が含まれているとします。この場合は、ENCODE
パラメータを使用して列の圧縮を指定してテーブルを再構築することで、クラスターのストレージコストを低減できます。別の例として、クラスターに含まれている非圧縮テーブルのデータが膨大であると Advisor が確認したとします。この場合、圧縮の候補であるテーブルの列と、それらの列を圧縮する方法を示すリソースを見つけるための SQL コードブロックが提供されます。
Advisor がサポートされている Amazon Redshift リージョン
Amazon Redshift Advisor の機能は以下の AWS リージョンでのみご利用いただけます。
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米国東部 (バージニア北部) リージョン (us-east-1)
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米国東部 (オハイオ) リージョン (us-east-2)
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米国西部 (北カリフォルニア) リージョン (us-west-1)
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米国西部 (オレゴン) リージョン (us-west-2)
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アフリカ (ケープタウン) リージョン (af-south-1)
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アジアパシフィック (香港) リージョン (ap-east-1)
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アジアパシフィック (ハイデラバード) リージョン (ap-south-2)
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アジアパシフィック (ジャカルタ) リージョン (ap-southeast-3)
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アジアパシフィック (メルボルン) リージョン (ap-southeast-4)
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アジアパシフィック (ムンバイ) リージョン (ap-south-1)
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アジアパシフィック (大阪) リージョン (ap-northeast-3)
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アジアパシフィック (ソウル) リージョン (ap-northeast-2)
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アジアパシフィック (シンガポール) リージョン (ap-southeast-1)
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アジアパシフィック (シドニー) リージョン (ap-southeast-2)
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アジアパシフィック (東京) リージョン (ap-northeast-1)
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カナダ (中部) リージョン (ca-central-1)
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カナダ西部 (カルガリー) — リージョン (ca-west-1)
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中国 (北京) リージョン (cn-north-1)
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中国 (寧夏) リージョン (cn-northwest-1)
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欧州 (フランクフルト) リージョン (eu-central-1)
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欧州 (アイルランド) リージョン (eu-west-1)
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欧州 (ロンドン) リージョン (eu-west-2)
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欧州 (ミラノ) リージョン (eu-south-1)
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欧州 (パリ) リージョン (eu-west-3)
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欧州 (スペイン) リージョン (eu-south-2)
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欧州 (ストックホルム) リージョン (eu-north-1)
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欧州 (チューリッヒ) リージョン (eu-central-2)
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イスラエル (テルアビブ) リージョン (il-central-1)
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中東 (バーレーン) リージョン (me-south-1)
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中東 (UAE) リージョン (me-central-1)
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南米 (サンパウロ) リージョン (sa-east-1)