EC2Rescue を使用して問題のある Amazon EC2 Windows インスタンスのトラブルシューティングを行う
EC2Rescue for Windows Server は、Amazon EC2 Windows Server インスタンス上で動作し、潜在的な問題の診断とトラブルシューティングを行うことができる使いやすいツールです。ログファイルを収集して問題を解決するだけでなく、問題がありそうな部分をプロアクティブに検索することができ、便利です。他のインスタンスから Amazon EBS ルートボリュームを調べて、そのボリュームを使用する Windows Server インスタンスをトラブルシューティングするために必要なログを収集することもできます。EC2Rescue が対処できる一般的な問題は次のとおりです。
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ファイアウォール、リモートデスクトッププロトコル (RDP)、またはネットワークインターフェイスの設定が原因で発生したインスタンス接続の問題
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停止エラー、起動ループ、またはレジストリの破損によって生じたオペレーティングシステムの起動に関する問題
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高度なログ分析とトラブルシューティングが必要な問題
EC2Rescue for Windows Server には以下の 2 つのモジュールがあります。
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さまざまなソースからデータを収集するデータコレクターモジュール
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収集されたデータを一連の事前定義ルールと照合して解析し、問題を特定し、解決方法を提案するアナライザーモジュール
EC2Rescue for Windows Server ツールは、Windows Server 2012 以降を実行している Amazon EC2 インスタンスでのみ実行されます。ツールを起動すると、ツールが Amazon EC2 インスタンスで実行されているかどうかが確認されます。
注記
AWSSupport-ExecuteEC2Rescue
AWS Systems Manager Automation ランブックでは、EC2Rescue ツールを使用してトラブルシューティングを行い、可能な場合は、特定の EC2 インスタンスの一般的な接続の問題を修復します。より詳しい情報を確認し、このオートメーションを実行するには、「AWSSupport-ExecuteEC2Rescue」をご覧ください。
Linux インスタンスを使用している場合は、「EC2Rescue を使用して問題のある Amazon EC2 Linux インスタンスのトラブルシューティングを行う」を参照してください。