Amazon S3 オブジェクトのバージョニングを有効にしてユーザーのアプリケーション設定を元に戻す
Amazon S3 オブジェクトのバージョニングとライフサイクルポリシーを使用して、ユーザーによるアプリケーション設定の変更を管理できます。Amazon S3 オブジェクトのバージョニングを使用すると、あらゆるバージョンの設定 VHD を保持、取得、復元できます。これにより、意図しないユーザーのアクションとアプリケーションの障害の両方から復旧できます。バージョニングを有効にすると、各ストリーミングセッション後に、新しいバージョンのアプリケーション設定 VHD が Amazon S3 と同期されます。新しいバージョンは以前のバージョンを上書きしないため、ユーザーの設定に問題が生じた場合は、以前のバージョンの VHD に戻すことができます。
注記
各バージョンのアプリケーション設定 VHD は、別個のオブジェクトとして Amazon S3 に保存され、相応に課金されます。
S3 バケットでのオブジェクトのバージョニングは、デフォルトでは有効にならないため、明示的に有効にする必要があります。
アプリケーション設定 VHD でオブジェクトのバージョニングを有効にするには
https://console.aws.amazon.com/s3/
で Amazon S3 コンソールを開きます。 -
[Bucket name (バケット名)] リストで、オブジェクトのバージョニングを有効にするアプリケーション設定 VHD が含まれている S3 バケットを選択します。
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[プロパティ] を選択します。
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[Versioning (バージョニング)]、[Enable versioning (バージョニングの有効化)]、[Save (保存)] の順に選択します。
古いバージョンのアプリケーション設定 VHD を失効させるには、Amazon S3 ライフサイクルポリシーを使用できます。詳細については、Amazon Simple Storage Service ユーザーガイドの「S3 バケットのライフサイクルポリシーを作成する方法を教えてください」を参照してください。
ユーザーのアプリケーション設定 VHD を前のバージョンに戻すには
ユーザーのアプリケーション設定 VHD を前のバージョンに戻すには、該当する S3 バケットから以降のバージョンの VHD を削除します。ユーザーがアクティブなストリーミングセッションを進行中は、この操作を実行しないでください。
https://console.aws.amazon.com/s3/
で Amazon S3 コンソールを開きます。 -
[Bucket name (バケット名)] リストで、前のバージョンに戻すユーザーのアプリケーション設定 VHD が含まれている S3 バケットを選択します。
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VHD が含まれているフォルダを見つけて選択します。S3 バケットのフォルダ構造内を移動する詳しい方法については、このトピックの前半にある「Amazon S3 バケットのストレージ」を参照してください。
フォルダを選択すると、設定 VHD および関連するメタデータファイルが表示されます。
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VHD とメタデータファイルのバージョンを一覧表示するには、[Show (表示)] を選択します。
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以前に戻す VHD のバージョンを見つけます。
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[Name (名前)] リストで、以降のバージョンの VHD および関連するメタデータファイルの横にあるチェックボックスをオンにし、[More (詳細)]、[Delete (削除)] の順に選択します。
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前のバージョンに戻すアプリケーション設定 VHD および関連するメタデータファイルが以降のバージョンであることを確認します。
該当する設定グループに基づいてアプリケーション設定の永続化が有効になっているフリートから次回にユーザーがストリーミングを行うと、前のバージョンに戻したユーザー設定が表示されます。