SSRS E メールを使用してレポートを送信する - Amazon Relational Database Service

SSRS E メールを使用してレポートを送信する

SSRS には SSRS E メール拡張機能が含まれており、これを使用してユーザーにレポートを送信できます。

SSRS E メールを設定するには、SSRS オプション設定を使用します。(詳しくは、「オプショングループへの SSRS オプションの追加」を参照してください。)

SSRS E メールを設定すると、レポートサーバー上のレポートを購読できます。詳細については、Microsoft ドキュメントの「レポートサービスでの E メール配信」を参照してください。

SSRS E メールが RDS 上で機能するためには、AWS Secrets Manager との統合が必要です。Secrets Manager と統合するには、シークレットを作成します。

注記

シークレットを後で変更する場合は、オプショングループで SSRS オプションも更新する必要があります。

SSRS E メールのシークレットを作成するには
  1. AWS Secrets Manager ユーザーガイドにある「シークレットを作成する」のステップに従います。

    1. [Select secret type] (シークレットタイプの選択) で、[Other type of secrets] (他の種類のシークレット) を選択します。

    2. [Key/value pairs] (キー/値ペア) で、次のように入力します。

      • SMTP_USERNAME — SMTP サーバーからメールを送信するアクセス許可を持つユーザーを入力します。

      • SMTP_PASSWORD — SMTP ユーザーのパスワードを入力します。

    3. 暗号化キーでは、デフォルトの AWS KMS key を使用しないでください。独自の既存のキーを使用するか、新しく作成します。

      KMS キーポリシーでは、kms:Decrypt アクションを許可する必要があります。例:

      { "Sid": "Allow use of the key", "Effect": "Allow", "Principal": { "Service": [ "rds.amazonaws.com" ] }, "Action": [ "kms:Decrypt" ], "Resource": "*" }
  2. AWS Secrets Managerユーザーガイドの「アクセス許可ポリシーをシークレットにアタッチする」のステップに従います。アクセス許可ポリシーは、rds.amazonaws.com サービスプリンシパルに secretsmanager:GetSecretValue アクションを与えます。

    Confused Deputy Problem (混乱した代理の問題) を回避するために、ポリシーの aws:sourceAccount および aws:sourceArn 条件を使用することをお勧めします。aws:sourceAccount には AWS アカウント を使用し、aws:sourceArn にはオプショングループ ARN を使用します。(詳しくは、「サービス間での混乱した代理問題の防止」を参照してください。)

    以下の例に示しているのは、アクセス許可ポリシーです。

    { "Version" : "2012-10-17", "Statement" : [ { "Effect" : "Allow", "Principal" : { "Service" : "rds.amazonaws.com" }, "Action" : "secretsmanager:GetSecretValue", "Resource" : "*", "Condition" : { "StringEquals" : { "aws:sourceAccount" : "123456789012" }, "ArnLike" : { "aws:sourceArn" : "arn:aws:rds:us-west-2:123456789012:og:ssrs-se-2017" } } } ] }

    その他の例については、「AWS Secrets Manager ユーザーガイド」の「AWS Secrets Manager のアクセス許可ポリシーの例」を参照してください。