既存の RDS Custom for SQL Server DB インスタンスを変更して別の CEV を使用できます。加えることができる変更には次のものがあります。
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CEV の変更
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DB インスタンスタイプを変更する
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バックアップ保持期間およびバックアップウィンドウを変更する
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メンテナンスウィンドウを変更する
RDS Custom for SQL Server DB インスタンスを変更するには
AWS Management Console にサインインし、Amazon RDS コンソール (https://console.aws.amazon.com/rds/
) を開きます。 -
ナビゲーションペインで、[データベース] を選択します。
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変更する DB インスタンスを選択します。
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[Modify] を選択します。
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必要に応じて、以下の変更を加えます。
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DB エンジンバージョンの場合は、別の CEV を選択してください。
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[DB インスタンスクラス] の値を変更します。サポートされているクラスについては、RDS Custom for SQL Server の DB インスタンスクラスでのサポートを参照してください。
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バックアップ保持期間の値を変更します。
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バックアップウィンドウでは、[Start time] (スタート時間)および [Duration] (期間)の値を設定します。
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DB インスタンスのメンテナンスウィンドウでは、[Start day] (スタート日)、[Start time] (スタート時間)、[Duration] (期間)の値を設定します。
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[Continue] を選択します。
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すぐに適用または次の定期メンテナンスウィンドウ中に適用を選択します。
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[DB インスタンスを変更] を選択します。
注記
例えば、マイナーバージョンをアップグレードする場合など、DB インスタンスをある CEV から別の CEV に変更する場合、SQL Server システムデータベースは、そのデータや設定を含め、現在の RDS Custom for SQL Server DB インスタンスから保持されます。
AWS CLI を使用して異なる CEV を使用するように DB インスタンスを変更するには、modify-db-instance コマンドを実行します。
以下のオプションは必須です。
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--db-instance-identifier
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--engine-version
。ここで、cev
は DB インスタンスを変更するカスタムエンジンバージョンの名前です。cev
次の例では、my-cev-db-instance
という名前の DB インスタンスを 15.00.4249.2.my_cevtest_new
という名前の CEV を使用するように変更し、変更を直ちに適用します。
Linux、macOS、Unix の場合:
aws rds modify-db-instance \ --db-instance-identifier my-cev-db-instance \ --engine-version
15.00.4249.2.my_cevtest_new
\ --apply-immediately
Windows の場合:
aws rds modify-db-instance ^ --db-instance-identifier my-cev-db-instance ^ --engine-version
15.00.4249.2.my_cevtest_new
^ --apply-immediately