RDS for Db2 のストレージアクセスのストアドプロシージャ
以下のストアドプロシージャは、Amazon S3 を使用してデータを移行する RDS for Db2 データベースのストレージアクセスを管理します。詳細については、「Amazon S3 から Amazon RDS for Db2 への Db2 データの移行」を参照してください。
rdsadmin.catalog_storage_access
Db2 データファイルを使用して Amazon S3 バケットにアクセスするためのストレージエイリアスをカタログ化します。
構文
db2 "call rdsadmin.catalog_storage_access( ?, '
alias
', 's3_bucket_name
', 'grantee_type
', 'grantee
' )"
パラメータ
次のアウトプットパラメータが必要です。
- ?
-
エラーメッセージを出力するパラメータマーカー。データ型は
varchar
です。
次の入力パラメータが必要となります。
- alias
-
Amazon S3 バケット内のリモートストレージにアクセスするためのエイリアス名。データ型は
varchar
です。 s3_bucket_name
-
データが常駐する Amazon S3 バケットの名前。データ型は
varchar
です。 grantee_type
-
承認を受け取る受領者のタイプ。データ型は
varchar
です。有効な値:USER
、GROUP
。 grantee
-
承認を受け取るユーザーまたはグループ。データ型は
varchar
です。
使用に関する注意事項
Amazon RDS には、RDS for Db2 DB インスタンスに追加した IAM ロールにカタログ化されたエイリアスが含まれます。DB インスタンスから IAM ロールを削除すると、Amazon RDS はエイリアスを削除します。詳細については、「Amazon S3 から Amazon RDS for Db2 への Db2 データの移行」を参照してください。
エイリアスのカタログ化のステータスの確認については、「rdsadmin.get_task_status」を参照してください。
例
次の例では、SAMPLE
というエイリアスを登録します。ユーザー jorge_souza
には、amzn-s3-demo-bucket
という名前の Amazon S3 バケットへのアクセス権が付与されます。
db2 "call rdsadmin.catalog_storage_access( ?, 'SAMPLE', 'amzn-s3-demo-bucket', 'USER', 'jorge_souza')"
rdsadmin.uncatalog_storage_access
ストレージアクセスエイリアスを削除します。
構文
db2 "call rdsadmin.uncatalog_storage_access( ?, '
alias
')"
パラメータ
次のアウトプットパラメータが必要です。
- ?
-
エラーメッセージを出力するパラメータマーカー。データ型は
varchar
です。
次の入力パラメータが必要です。
- alias
-
削除するストレージエイリアスの名前。データ型は
varchar
です。
使用に関する注意事項
エイリアスの削除ステータスの確認については、「rdsadmin.get_task_status」を参照してください。
例
次の例では、SAMPLE
というエイリアスを削除します。このエイリアスは、関連付けられていた Amazon S3 バケットへのアクセスを提供しなくなりました。
db2 "call rdsadmin.uncatalog_storage_access( ?, 'SAMPLE')"